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本棚の10冊で自分を表現する

漫画以外っていうタグではないということに気づき慌てる。
でもここは初志貫徹、漫画以外で10冊です。
無駄に説明が長いので、やはり畳みます。
#本棚の10冊で自分を表現する
1.みずは無間
2、白秋詩抄
3.夜は短し歩けよ乙女
4.都市の樹木433
5.怪奇鳥獣図鑑
6.零崎シリーズ
7.さびしい王様
8.空色勾玉シリーズ
9.ワンダーランドin大青山
10.ゴッドハンガーの森
(漫画除く)

【簡単な紹介とか】
1.みずは無間(六冬和生)
主人公の「透」は、外宇宙探査機のAIです。もともとは雨野透という人間の意識のコピー。物語の前半は、ひたすらに何もない宇宙空間での知的暇つぶしが続きます。後半はいろいろぶっちぎった展開。第一回ハヤカワSFコンテスト受賞作。SF要素がお粗末という批評もあるっぽいですが、個人的には理想的な展開(?)でした。無間地獄のような虚無の果て。

2、白秋詩抄(北原白秋)
詩集としては宮沢賢治のも持ってるんですが、あっちは有名なので白秋のほうで。
若い時の詩のイメージカラーは「金と赤と黒」。詩集『邪宗門』が一番その印象が濃いです。病魔の気配と腐臭が漂う、重苦しくも絢爛豪華な詩が並びます。ちょっと年代が下ると「アースカラー」になり、日常風景や素朴な農家の暮らしが書きだされます。晩年の詩は「モノクローム」、禅寺の月夜のようなわびさび感。最後は神話の時代の森のような、透き通った詩になってゆきます。

3.夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦)
森見登美彦のギャグセンスと情景描写が大好きなので。コレはハードカバーの装丁がかわいくて、ついつい購入してしまいました。他に「新訳 走れメロス」(走れメロスとかの名作をパロったやつ)も持ってます。この人のブログのセンスも良い感じ。っていうか、まあ、いつも通り。ブログのタイトルが「この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ」。

4.都市の樹木433(岩崎哲也)
図鑑ですが、ちょっと異色なのでお気に入りの一冊です。街でよく見る樹木の見分け方のポイントが分かりやすく書いてある……のはさておき、この本がオカシイのはその説明文。普通の説明文に混ざって、唐突にこんな感じのことが書いてあります。
「新鮮なドングリを拾っていると誰も近づいてこない」(アラカシの実の説明)
「はつ恋の人の小指のような透光性」(サンシュユの実の説明)
「私にサワラないで」(サワラの木の説明)
…………。
誰かつっこめ、と思っても出版物ですからね。ネット上では大いにつっこまれてますが、本自体は今でものうのうと出回っていることを思うと、なんかね、元気が出てきます。この人の考え方は大好きだし、共感はすごいできるし←

5.怪奇鳥獣図鑑(監修:伊藤清司)
中国の怪獣絵巻「山海経」の内容を、江戸時代にどっかの絵師さんが気合い入れて絵に起こした絵巻。それが『怪奇鳥獣図鑑』で、本書はそれをオールカラーで収録したものです。京極夏彦や妖怪が好きな人なら「山海経」という字に見覚えがあるかもしれません。絵はまあまあきれい。絵師による原典の読み間違い・勘違いのオンパレードもまた楽し。巻末にある山海経原典の絵(写し)も、相当にカオスで……でもどこかコミカル。落ちついて見れば面白いです。

6.零崎シリーズ(西尾維新)
戯言シリーズは借りて読んじゃったんです。家にあるのは零崎シリーズのほう。戯言シリーズ、どうして人外バトル小説になっちゃったんだろう、初めはミステリだったのに。どのキャラも好きなんですが、軋識の巻がなんとも言えず気に入ってます。いつもなら迷いのない主人公のほうが好ましいのですが、こちらは迷いまくる主人公。こういうのもアリだなって思いました。ほかにも西尾維新だと「壊れた世界シリーズ」を持ってます。交換小説をする巻が特に好み。

7.さびしい王様(北杜夫)
小学生のころに読んだ。本棚にあったので、久しぶりに引っ張り出してみたら、まだまだ十分面白かった。そして意外と分厚かった(ハードカバー)。なのに550円って……今なら3000円近いサイズやで……。
ギャグ満載。ナンセンス満載。シモネタもそこそこ。だけど終わり方はちょっとモヤっと、投げっぱなしでミステリアスです。みずは無間に近いものも感じる。大人でも十分読めると思います。子供は……まあ読める子なら読むんじゃないかな……。

8.空色勾玉シリーズ(荻原規子)
上代日本を舞台にした児童文学。荻原規子のデビュー作だそうです。一番好きなのは第一巻の「空色勾玉」。この巻は神話に片足突っ込んだ設定のため、時代考証に縛られないぶん、情景描写のイメージが一番膨らむ気がします。一面のマツムシソウとか、どんなにきれいだろうとずっと夢想してましたが、実物の花は割とごついんだよね……。

9.ワンダーランドin大青山(倉阪鬼一郎)
ド田舎妖怪ギャグ猟奇ミステリって言えばいいのかな……。地方の山奥の大青山村で、村おこしのための遊園地建設計画が持ち上がります。それをめぐって、人間界と妖怪界に巻き起こる大騒動。大青山に住む頭の固い古狐とその娘、頭の良くない部下の猫又、津々浦々の部下狐、狐の宿敵たる大狸、脳筋なまず、さらには生きてるんだか死んでるんだかわからない人間の男が、あの世まで巻き込んでしっちゃかめっちゃかに絡み合い、なんだか理解しがたい大事件になります。

10.ゴッドハンガーの森(ディック・キング=スミス)
とある森に住む、鳥や動物たちの話。児童文学ですが、大人が短編として読んでも問題ないと思います。動物たちが主人公という意味ではファンタジーですが、動物たちが食って食われて、撃たれて食われてというプロセスには、ほぼ一切のファンタジーがありません(特別扱いのイヌワシに関してだけ、ファンタジー入りますが)。食物連鎖や猟師との攻防がてーねーに書いてあります、が、リーダー格のイヌワシが完全にキリスト視されてます本当にありがとうございました。別にいいんですけどね、欧米文学は大体そんなカンジだし。子供のころから、版画の差し絵と合わせて大好きだった一冊。

 思い出深い本だとこんな感じです。
 もうあんまり本を読まないんですよ。児童文学止まりな感じがひしひしと伝わるかと。たいがいのお話の結末はパターン化されてて面白くないと感じ始めた学生時代。それ以来、真面目な本に関しては、予想のナナメ上を行く本じゃないと読めなくなりました。ただし全編通してギャグならその限りではない。
 それと、情景描写がめちゃくちゃ綺麗な文章なら、結末は気にしませんでした。RPGは風景を見るためにプレイするもの。ああそうだ長野まゆみ大好きだったよ……!! 割と腐ってるけどなあの本!!
 学生の時に図書館で読んだお気に入りは、長野まゆみのほかにも、江國香織、村上春樹とか。視覚系の、ほわほわ系です。皆川博子もぱっと見では好みなんだけど、レベルが高すぎたのか何なのか、すごく読み辛かった。今はどれも読まない。
 あとは毒草図鑑とか世界の文化史とか格闘書とか神話系とか民俗学レポとかチラ見してたね。インドアですけど。
 あとはラノベとかも読んでたよ! キノの旅とデュラララ!!が大好きだったよ!

 まとめ:幻想文学とギャグばかり。

 お粗末さまでした。

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.hackが大好きでMMORPGにあこがれ、PSO2をVITAでプレイしてみるも即投げ出す。そんなある日オリジナルなりチャの存在を知り大驚愕。PBC数年目の村人A

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